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Javaでシステムの設定などを外部ファイルに記述しておき、いつでもファイルを更新するだけで設定変更できるような仕様にすることは、一般的な方法。
ここではJavaで設定ファイルとして用いる主な3つのファイルについて記述する。
propertiesファイル
- [ key ] = [ value ] の組み合わせで記述する。
- 一番シンプル。
- 「#」「!」で始まる行はコメントが記述可能。
sample.properties
# 円周率の値
pi = 3.141
! 自然対数の底
e : 2.718
pi = 3.141
! 自然対数の底
e : 2.718
xmlファイル
- タグを使って記述する。
- 記述することが多いのが欠点。
- encoding=”UTF-8″ で日本語可。
- <comment>タグでコメントが記述可能。
- Java標準APIでは階層構造を使えない。
sample.xml
<?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?>
<comment>サンプルxmlファイル</comment>
<site>
<title>XMLの学習</title>
<page id=”12″>
<title>基礎編</title>
<file>基礎編.html</file>
</page>
<page id=”89″>
<title>応用編</title>
<file>応用編.html</file>
</page>
</site>
<comment>サンプルxmlファイル</comment>
<site>
<title>XMLの学習</title>
<page id=”12″>
<title>基礎編</title>
<file>基礎編.html</file>
</page>
<page id=”89″>
<title>応用編</title>
<file>応用編.html</file>
</page>
</site>
jsonファイル
-
- “key”:”value” の形式で記述
- シングルクォートは使用不可
- Java標準APIで階層構造として扱うことが可能だが、まともなAPIはJava7でないと使えない。
- コメントはできない。(少し面倒な工夫をすれば可能)
- key は文字列しか指定できない
- value は以下の値が使用可能
- 数値(整数または浮動小数点)
- 文字列
- 真偽値(true または false)
- 配列(各括弧で括る)
- オブジェクト(波括弧で括る)
- null
sample.json
“test”:[“hoge”, “fuga”, “bar”]
“user”:[{“id”:1, “name”:”tasukujp”},{“id”:2, “name”:”yamadajp”},{“id”:3, “name”:”satojp”}]
“user”:[{“id”:1, “name”:”tasukujp”},{“id”:2, “name”:”yamadajp”},{“id”:3, “name”:”satojp”}]
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